九谷シンブル No.16山葡萄

¥15,000

Item is out of stock

Adding to Cart Added to Cart

小さな器に描かれた、豊かな実り

幾粒もの実を結ぶ山葡萄は、豊穣や繁栄を表す縁起のよい植物です。

九谷焼でも古くから親しまれてきた山葡萄の意匠を、宮本晄さんが指先ほどの小さなシンブルに描きました。

丸みを帯びたシンブルの形と、房になって実る葡萄。手の中でゆっくり回すと、葉や蔓、実のつながりが少しずつ現れます。

小さな一点の中に、自然の生命力と九谷焼らしい華やかさを閉じ込めた作品です。

 

豊穣を願う、山葡萄の文様

 

山野に育ち、秋にたくさんの実を結ぶ山葡萄。その姿から、豊かな実りや子孫繁栄を象徴する吉祥文様として親しまれてきました。

葉、蔓、房状の実によって画面に自然な動きが生まれるため、器を彩る絵柄としても味わい深く、九谷焼の絵付けにたびたび用いられるモチーフです。

単なる植物模様ではなく、実りへの願いが込められていることも、山葡萄の絵柄が長く愛されてきた理由の一つでしょう。

小さな九谷シンブルは、ご自宅で眺めて楽しむだけでなく、実りや繁栄を願う贈り物にも似合います。

宮本晄さんの手から生まれるもの

この山葡萄を描いたのは、九谷焼の絵付けを手がける宮本晄さんです。

Art Fiber Endoでは以前、宮本さんの制作を取材しました。筆を持ち、器と向き合う制作風景から伝わってきたのは、一つの絵柄を仕上げるまでに重ねられる静かな時間でした。

九谷シンブルの絵付け面は、わずか数センチ。しかも平らな紙とは異なり、丸みのある小さな素地に描かなければなりません。

その限られた面に、葡萄の実、葉、蔓をどのように配置するのか。完成した作品からは見えにくい、作り手の眼差しと手仕事をご紹介します。

丸い素地に、絵をめぐらせる

九谷シンブルは、正面だけを見て終わる作品ではありません。

宮本さんの手によって、山葡萄の絵柄は丸い素地をめぐるように描かれています。見る角度を変えるたびに、葡萄の実や葉の表情が移り変わります。

掌に載せ、ゆっくりと回しながらご覧ください。小さな器の上に広がる一つの景色を、間近に鑑賞できます。

一つずつ手作業で絵付けされているため、線や色の表情、絵柄の位置にはわずかな違いがあります。それも手描きの九谷焼ならではの個性です。

【手に載せて大きさを示した写真】

暮らしの中に、小さな実りを

大きな器を飾る場所がなくても、九谷シンブルなら、机や飾り棚の小さな空間で九谷焼を楽しめます。

ふと目を留めたとき、そこに豊かな実を結ぶ山葡萄がある。季節を問わず飾ることができ、暮らしの中にささやかな彩りを添えてくれる工芸品です。

専用箱に収めてお届けしますので、九谷焼を好まれる方への贈り物や、実りを願う節目の記念品にもお選びいただけます。

商品情報

  • 商品名:九谷シンブル No.16 山葡萄

  • 絵付け:宮本晄

  • 企画・商品化:九谷陶泉

  • 素材:磁器

  • 生産地:石川県小松市

  • 付属品:専用箱

※一つずつ手作業で絵付けしているため、色合いや絵柄の位置などに個体差があります。

ソウタシエコード(ノーマル)