九谷シンブル No.28 金襴手
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深みのある赤の器面を金彩で覆い、その中に小さな窓絵を配した、華やかな金襴手の九谷シンブルです。
本作品を手がけるのは、九谷焼作家・高 聡文さん。
高さんは、彩色金襴手をはじめ、花詰や赤絵細描など九谷焼の伝統的な絵付けを受け継ぎながら、細密な色絵と豊かな金彩を組み合わせた作品を制作しています。
赤と金で埋め尽くす、金襴手の華やかさ
No.28でまず目を引くのは、器面いっぱいに巡らされた金の文様です。
深い赤褐色を地に、伸びやかな唐草を思わせる金彩が、シンブルの上部から裾まで連続して描かれています。
わずか約3cmの小さな器でありながら、赤と金が画面を密に満たすことで、金襴手ならではの重厚で華やかな印象を生み出しています。
高聡文さんの作品では、金彩と緻密な色絵を組み合わせた金襴手の表現が重要な特徴として紹介されています。
金の中に浮かぶ、小さな窓絵
華やかな金彩の中には、白い余白を生かした小さな窓絵が設けられています。
シンブルをゆっくり回すと、山や楼閣を思わせる風景、細かな幾何学文様など、異なる絵柄が次々と現れます。
金で覆われた密度の高い部分と、白地を残した繊細な窓絵。
その対比によって、小さなシンブルの中に変化と奥行きが生まれています。
近くで眺めれば、金の線一本一本や窓絵の細かな筆遣いに目を奪われ、少し離れて見ると、赤と金が一体となった豪華な装飾として楽しむことができます。
金彩の華やかさと、細密な絵付け。
高 聡文さんが得意とする二つの表現を、約3cmの小さな器面に凝縮した九谷シンブルです。
商品情報
シンブルナンバー: No.28
作家: 高 聡文さん
窯元: 九谷光崖窯
産地: 石川県・九谷焼
技法: 金襴手・金彩
意匠: 金彩唐草・窓絵
サイズ: 約3cm